HormanderのAn Introduction to Complex Analysis in Several Variablesを読んでいます。まだぜんぜん序盤です。

  • 一瞬で「解析関数の微分は解析的」にたどり着いてるーすげー、って思ったのですが、よく見ると解析関数の仮定にC^1級というのが入っているから議論が楽なんですね。たぶん。Cauchyの積分公式(の一般的な形)もStokesの定理から割とすぐに出ています。
  • で、その「解析関数の微分は解析的」はより一般の場合から示していますが、やっていることはCauchyの積分公式に対して積分記号下の微分を行っているだけでした。このことについてはたとえばAhlforsの複素解析とかでも同じことをやっているように思います。

ということで具体的にはまだ1.2.3なんですね。4ページしか読めていないとは。


明日から遊びに行くのであれですが一応本を持っていくのでいくらか読めるといいな。