ベートーベン:弦楽四重奏曲13番と大フーガ

収録順について。
どこにでも書いてある話だけど、13番の6楽章は、初めは長いフーガだった。それがあまりに長すぎるということで、元の6楽章は「大フーガ」として独立した作品となり、そして新たな6楽章として軽めの曲が書かれた(ベートーベン最後の作品)。
こういう経緯があって、13番の6楽章をどちらで演奏するかはあまり決まっていない。


よく聞くCDでは、
13番の1〜5楽章→大フーガ→13番の(新)6楽章
という順番で入っている。妥当な順番だけど、どうも6楽章が大フーガのおまけ的になって、微妙だと思う。
できれば、CD2枚に分けたりして、初版と改訂版を別々に収録してほしいなぁ。