ベートーベン:ピアノソナタ第1番

ベートーベンの最初のソナタ。今日久々に弾いたら、二楽章以降が凄くよかった。
二楽章は古典的な緩徐楽章だけど、なかなか味(?)があって良い。
三楽章のメヌエットは遅く弾いてみると良い感じだった。今まで思っていたより暗い曲になった。


で、四楽章。
この楽章のなにが良いって、第二主題が本当に素晴らしい。
旋律は下り音階だけ、伴奏は少しずつ上がっていくだけ*1なのに、とても感動的だ。
再現部では旋律が全部オクターブじゃないのが残念。
あとsus4だったら良かったな、とかいろいろあるけど、まぁそんなことはこの曲を前にしてはどうでも良いことかな。
この主題だけでもこのソナタを弾く価値は十分にあると思う。もちろん、それ以外の部分も良いよ。

*1:だけってわけでもない