ハンマークラヴィーアのフーガを練習している、と先月末に書きましたが、あれから練習しまくった結果、いつのまにかつっかえずに弾き通せるようになりました。ここからが本番というやつですが、まぁ逆にここまで弾ければ満足というところでもあります。
ニ長調で左手に主題が出てきて、右手がなんか複雑なことをやるところ(197小節あたりです)が一番混乱します。ここの主題の冒頭の跳躍なんかは本当に気持ち良いんですけどね。

慣れない分野を勉強していると、結構基礎的なところで詰まってしまうことがあるわけですが、そこで諦めずにぐっと踏ん張ってゆっくり考えてみると理解が進んで楽しいですね。
あとよくまとまっていて、親切だけど親切すぎない教科書を見つけることはとても大切だと思います。何をしたいのか分からなくて道に迷うことはないが、ちょっと考えれば分かるような議論は自分で補わなくてはいけない、そういうふうに書かれた本があるとはかどる気がします。
難しすぎたり細かすぎたりだと結局うまく勉強できないんですよね。なかなか難しいものです。

ノートに写経したときはよく分からなくてもそのあと頭の中で熟成させるとそのことについてよく分かる、ということは非常に良くあるわけですが、改めてノートを取るべきなのかどうか迷うことが多いです。紙にメモって挟んでおいてもいいんですが、そうするとノートがかさばるし、どうもなぁ、という感じです。うーむ。