weirdwolfが面白い

weirdwolf

きのう友人から「weirdwolf」というゲームを教えてもらいました。
これがとっても面白かったので、紹介したいと思います。


簡単にいうと「言葉の人狼」という感じのゲームです。
ゲームの初めに、各プレーヤーにお題となる言葉が配られます。ほとんどの人(人狼でいう村人側)は同じ言葉が配られるのですが、一人(人狼側)だけほかの人と違う言葉になっています。
二つの言葉は全く違うわけではなくて、「中部」と「近畿」、「飲み代」と「旅費」のように関係のあるものが選ばれます。
配られた言葉について雑談をしながら、村人は狼を当て、狼は自分だけお題が違うことを悟られないようにする、というゲームです。


上のシステムでは、コンピュータがゲームマスターをつとめることで、とても遊びやすくなっています。
パソコンとかスマホがあれば遊べるので、スカイプで会話しながら、あるいは集まって各自のスマホタブレットで遊ぶことができます。


配られる言葉も自動生成されます。変な言葉が配られることも多いですが、全員が納得したら始まるシステムになっているので安心です。変なお題が流されていくさまもなかなか面白いです。
教えてくれた友人の話では、Twitterの書き込みなんかを拾って生成しているみたいです。たまにゲームの単語とかが出てきて面白い。


このゲームが人狼と大きく違っているところは、全員自分がどちらの側なのか知らない状態から始まるというところだと思います。
初め多数派だと思って安心していたら、会話をしていると揺さぶられて疑心暗鬼になったり、多数派だと確信を持っていたつもりが結果を見たら実は狼だったりと、お題のチョイスによっては絶妙な展開になります。
ぼくは個人的には人狼が苦手で、というのも人狼側になったときに筋を通した嘘をつくというのが全くできない(考えてると会話に乗りおくれて詰む)からなのですが、こちらはそういうことをあまり考えなくても手軽に遊べるというのは良いですね。
会話についていけないことを見破られないよううまく誤魔化すのも楽しいし、逆に頓珍漢な発言が飛び出すのも楽しい。良いゲームだと思います。